セブン&アイHDは、イトーヨーカ堂やヨークベニマルといったスーパー事業やデニーズなど外食、専門店事業を束ねる中間持ち株会社・ヨークHDをきょう付で設立。コンビニ以外のグループ会社、合計31社を今年度中に傘下に置く。ヨークHDには、外部資本を入れ、2025年度に持ち分法適用会社とする計画。セブン銀行を核とする金融事業も切り分ける方針。コンビニ事業を明確にして、企業価値の向上を急ぎ、カナダのコンビニ大手・アリマンタシォンクシュタールによる買収提案に対抗する考え。来年中に社名を「セブン−イレブンコーポレーション(仮)」に変更する計画を発表。今年3−8月期の売上高にあたる営業収益は6兆355億円と前年比8.8%増えたが、本業のもうけを示す営業利益は1869億円にどどまり、22.4%減少した。