セブン&アイHDは、2025年をめどに「7−Eleven Corporation」への社名の変更を予定していて、コンビニを中心とする事業戦略を社名にも反映させる。中間持ち株会社「ヨークホールディングス」を設立し、「イトーヨーカドー」のほか、雑貨店の「ロフト」、外食の「デニーズ」を傘下に置くという。カナダのコンビニ大手「アリマンタシォンクシュタール」から新たに7兆円規模の買収提案を受ける中、不振が続くスーパー事業などを再編し、コンビニ事業に力を入れる体制に移行することで、企業価値向上を図りたい狙い。