裸婦像を含めた裸体像について、アートと捉えるのか、卑猥と捉えるのか捉える人次第のためどちらが正しいのか答えが出ない問題などと谷原章介は話した。岩田明子は子どもの頃から芸術に親しむのも大切な感性なので街の景観として楽しむことも大事ではないかとコメント。杉村太蔵は駅や公園に裸の女の子の像を置くなんて何が芸術なのかと思うとコメント。亜細亜大学の高山教授が授業で実施した公共空間の裸の像に関するアンケートでは、6割の学生が設置すべきではないと回答したという。裸婦像が日本に作られるようになったのは戦後。戦前は軍人や偉人の像が建設されていたが、戦後GHQの方針で撤去され、跡地に平和の象徴として裸婦像が建設されたという。1970年代以降、まちづくり事業でパブリックアートとして裸婦像の設置がひろがったという。高山教授は裸婦像の撤去について、デリケートな問題で住民の意見が重要だが、制作者の思いをふみにじってはならないと指摘する。
住所: 東京都武蔵野市境5-24-10
URL: http://www.asia-u.ac.jp/
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