森坂は自ら店を訪れると直接声をかけ意見をきいて、改善点を聞き出している。1948年に福井県で生まれた森坂。小学生の時に家族の仕事で千葉県へ。この頃から恐怖心が芽生えてったという。それは死への恐怖。この思いは大人になっても消えることはなく森坂の原動力に。高校卒業後に知人から紹介された園芸会社に就職したが1年で退職。その後友人のツテを頼りに大阪に向かい、別の園芸会社に入社した。しかし、そこも一年たたずにやめてしまったが経営者が自ら作業していないことが気に食わなかったという。どうしても納得がいかなかった森坂は社長に訴えたがつっかえされた。そこで自分でやろうと20歳で一人で園芸会社をたちあげた。6畳一間のアパートに植物をおいて、スナックやバーなどに飛び込み営業。次第に取引先は増えて、造園の仕事も請け負うようになり、事業は順調に拡大していった。15年ほど経過した頃には従業員数は100人以上となり、その売り上げは15億円以上に。しかしバブルが崩壊し、創業以来売り上げを落としてしまった。なんとかしようと東京に進出していくがなかなかうまくいかずに苦しい日々を過ごした。そんな時、転機があった。それは盛和塾という経営塾への参加。京セラ創業者の稲盛和夫がたちあげたもので、その経営哲学を学ぶために運営されていた経営者向けの勉強会。
