京丹後市の山間ではいくつもの集落がなくなっている。通りがかる人が足を止める集落の跡があり、1冊のノートが置かれている。ノートを置いたのは力石集落で生まれ育った永江さん。訪れた人に記録を残してもらうために設置した。力石集落は美しい集落だったが、60年前の火災が原因でやがて誰もいなくなった。永江さんは2018年に元住民らとともに集落跡に石碑も建て、再興の願いなどを刻んだ。ノートを目指して訪れる人もいる。
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