京都大学医学部附属病院が生まれつき皮膚や臓器などに異常をきたす病気の10歳未満の男の子に手術を行った。肺には動脈と静脈がつながり酸素の取り込みが難しくなる多発性肺動脈ろう、肝臓には肝硬変をわずらっていた。男の子は肺と肝臓の同時移植が必要であった。これまで海外で肺・肝臓の同時移植は少なくとも30以上あったが日本での事例はなかった。今回生体ドナーから提供を受ける手術で両親から肺の一部祖父から肝臓の一部を移植した。4つの手術室を使い約30人のスタッフによって行われた。手術は無事に成功した。臓器を提供した両親や祖父もすでに社会復帰しているという。
住所: 京都府京都市左京区聖護院川原町54
URL: http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/
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