焼肉の好きな部位ランキングは1位が牛タン(SHUFUFU調べ)。しかし喜助の小野社長室長は「もう少し円が落ち着いて135円になると仕入れる金額も安くなる」などと話した。34年ぶりに154円台まで円安が直撃した影響から、この店の牛たんはアメリカなどから輸入していて、相場が1円安になると1kg当たりの輸入価格は15円ほど上がる。喜助は月に50tの牛タンを取り扱っているため、負担は決して軽くない。喜助は仕入れコストなどが増加しているが、多くの客を見込めるGWを前に値上げはしない方針を発表した。小野社長室長は「企業努力でGWが過ぎるまで価格を上げることなく、それなりの価格で召し上がってほしい」などと話した。