能登半島地震からきのうで2週間。現在も1万6000人以上が避難生活を余儀なくされている。珠洲市で避難所の運営に携わっている市町さんに現状を伺った。避難所にはトレーラー型のトイレや仮設のお風呂が設置されている。医療面では医師と看護師が常駐し、救急車も待機しているが市町さんは「みなさん免疫力も低下しているので、十分な水で手洗いができるように早くしてもらいたい。」と話す。この避難所で週末に行われた炊き出しで調理をしたのは山梨県に住む望月さん一家。避難所の了解を得てボランティア活動をした。避難している人に温かい食事を提供した。物資などが届く一方、避難所で多く不足しているのが人。避難所で調理などを担当しているという宮口さん自身も被災した一人。ボランティアなどの力がなければ限界は近いと語る。