日本を旅行中の外国人観光客から被災地へ、励ましの言葉が届いている。日本政府観光局が発表した去年12月の訪日外国人の数は273万4000人。新型コロナ拡大後、単月で最多となった。ただ旅行中の気がかりは地震。日本で災害にあったときの課題が、被災した外国人のケア。これまで被災地で外国人と向き合ってきた吉富教授は、阪神・淡路大震災を経験し外国人支援組織を設立。能登半島地震でも外国人対応についてアドバイスをしてきた。大きな課題は、避難所を利用するハードルの高さだという。解決策は、居場所だけでなく、避難所の中で疎外感なく地域の住民と力を合わせられる環境が重要だという。