アウトドア義援隊は、モンベルを中心に全国のアウトドア関連企業・団体で組織されたボランティアチーム。1995年の阪神・淡路大震災を機に立ち上げられた。その際、テント寝袋の供給やロープの結び方などのノウハウを伝授するといった支援を行ったという。その後も被災地を支援している。今回の能登半島地震の支援も行っている。リーダーの渡辺さんによると、なるべく早く現地に向かうためメンバーは固定せず瞬時に有志で結成しているという。発生から3日後に第1陣が大阪から石川へ向かった。これまでに珠洲市・輪島市を中心にのべ100人以上が現地で活動したという。これまでの活動を通じて学んだことは、物資の配り過ぎは良くないという。石川県の被災地で感じたニーズは、紙製のシャツや肌着。今までの震災よりも水道の復旧が遅いため、紙製で使い捨てられるものを求める声があったという。防災の心得として、大事なのは1度使ってみることだという。防災食も、一度食べて味や量の確認も必要だという。