石川県輪島市を取材した木村キャスターは倒壊した建物や焼失現場などを訪れた。地震発生の夜、辺り一帯は炎に包まれ200超の建物が焼失した。木村キャスターは輪島朝市で30年以上商店を営んでいた南谷良枝さんに話を聞いた。震災前に取材した映像では味自慢の自家製干物心配りの接客が評判で、自分の跡を継ぎたいという娘・美有さんと力を合わせ切り盛りしていた。しかし震災後に自分の店があった場所では1か月立っても作業場の片付け作業に追われていた。傾いた建物の中では1日2時間の片付け作業で限界だという。そんな中でもカラスミは先月29日に作っていて、箱に入っている状態で落ちたため無傷だったという。南谷さん親子は知り合いのいる富山県で商品などの発送作業を再開した後、今年金沢で復活予定の輪島朝市に参加予定だという。