能登半島地震で甚大な被害を受けた石川・珠洲市では災害ボランティアの受け入れが始まった。3日、珠洲市で災害ボランティアに集まったのは14人。珠洲市の泉谷満寿裕市長は、ボランティアのみなさんが珠洲市の皆さんを前に向かわせる力になる、などと語った。断水が続きボランティアが宿泊できる場所がないことなどからバス往復の日帰りで活動する。一方、輪島市では、仮設住宅への入居が始まった。輪島市は元々の地域コミュニティに配慮しながら、子どもや高齢者がいる家庭などを優先して受け入れる方針。今回入居できたのは18世帯55人。輪島市内では548戸の仮設住宅の建設に着手しているが入居の申込みは4000件以上にのぼっている。