能登半島地震発生から1週間後の避難所では深刻な薬不足に直面していて、特に深刻だったのが慢性疾患の薬の不足だったそう。薬局の機能を備えた車で被災地支援を行ったという薬剤師は、数百種類の薬を積んでいても対応できない状態だったなどと話した。薬剤師によると、大規模災害に備えてのポイントは3つあるそう。一つ目が余裕を持った医療機関への受診で、特に持病があり定期的に飲む薬がある人には必須とのこと。二つ目がお薬手帳の必携で、速やかに適切な処方をしてもらうために必要とのこと。三つ目が薬箱の準備で、総合かぜ薬やビタミン剤、胃腸薬などを入れておくと良いとのこと。