石川県珠洲市の佐藤寿美雄さん、子供の頃から住んでいた家を子どもたちに託すつもりだったという・しかし、今回の地震で家が傾いてしまい通行する人に危険があるとして解体することを決めた。珠洲市には2次被害の危険性が高いと判断された建物が50棟以上。しかし現時点で解体が決まっているのは佐藤さんの自宅だけ。どの建物を優先して解体するか検討に時間がかかっていることが背景にあるという。佐藤さんの自宅の前には佐藤さんの長女の姿もあった。解体を見守っていると作業員があるものを手渡した。家族のアルバムだった。能登半島地震からきょうで8週間石川県内では7万7804棟の住宅で被害が確認されている他、約2万230戸で断水が続いている。輪島市で看板店をいとなむ吉田広美さん。家族は金沢市に避難したが地域の店舗の再開を後押ししたいと看板の製作を続けている。きょうはがんばろう輪島と、メッセージを添えた。復旧になくてはならないボランティア。現地で不足していた宿泊場所がきょうから穴水町で運用開始。旧向洋中学校の校舎を活用していてテントなどが置かれている。1日に約100人が宿泊可能。