能登半島地震の発生から来月1日で半年となるのに合わせて岸田総理大臣は来週にも被災地を訪問する方向で検討を進めている。現地が直面している課題を把握し復旧復興に向けた今後の支援に生かしたい考え。能登半島地震の被災地の現状について岸田総理大臣は先週の記者会見で被害を受けた家屋の解体や水道の復旧をはじめさまざまな難問が立ちはだかっていると述べ、引き続き復旧復興の支援に全力を挙げる考えを示した。政府関係者によるとこうした中、岸田総理大臣は来月1日で地震の発生から半年となるのに合わせて来週にも被災地を訪問する方向で検討を進めている。生活やなりわいの再建に向けた取り組みの状況などを視察するとともに関係者との意見交換も調整していて、現地が直面している課題を把握し、今後の支援に生かしたい考え。政府は天候なども見極めたうえで訪問の日程を判断することにしている。