富山・氷見市にある林真由美さんが営む和菓子店は去年1月の能登半島地震により全壊、今は修理をしながら営業している。しかし被災して地域を離れる住民が相次ぎ、去年の売上は地震前と比べ4割減少した。林さんは「それでも続けるのがこの地域に住んでいた皆さんの希望になるのでは」と話した。そこで新たな販路として着目したのが海外市場。インドネシアでは日本食へのニーズが高まっていて和菓子にもチャンスが有ると見込んだそう。用意したのは地元特産の氷見稲積梅を使った「梅酒ゼリー」、地元の活性化に繋げたいとの思いがあるそう。商談会では梅酒ゼリーなど6種の和菓子を紹介、課題も見つかったが和菓子への反応の良さに手応えも感じたそう。林さんは「氷見市の紹介にもなって良い機会だった、少し希望が見えた」と話した。