関東甲信はきょうも各地で35℃以上の猛烈な暑さが予想されている。気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして伊豆・小笠原諸島を除く東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に熱中症警戒アラートを発表している。激しい運動や不要不急の外出を避け室内でも我慢せずにエアコンを使用する。特にお年寄りや子どもは熱中症にかかりやすいため家族など周りの人たちは注意を促すようにする。関東甲信では気温の上昇に加え暖かく湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が非常に不安定になり、きょうの午後は雷を伴った激しい雨が降る恐れがある。気象庁はきょう昼過ぎから夜遅くにかけて関東では低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に十分注意すると共に甲信も含めて落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけている。昨夜、群馬県内では大気の状態が非常に不安定になり一部の地域でひょうが降った他、伊勢崎市では突風の影響とみられる被害も出ている。伊勢崎市赤堀今井町の県道では道路脇の木が倒れ片側の車線が通行できなくなっていた。