伊藤忠商事はきょう、資金の使い道を女性の活躍推進などに限定した社債「オレンジボンド」を国内で初めて発行すると発表。オレンジボンドという名称はSDGsの目標「ジェンダー平等の実現」を示すアイコンの色にちなんだもの。調達した資金はサプライチェーン上で女性が活躍する企業からの製品調達や、社内の託児所の整備費用などに充てるとしている。発行を支援した大和証券によると機関投資家の関心は高く、発行額は152億円にのぼった。伊藤忠商事・財務部コーポレートファイナンス室長の成川清一は「女性活躍は当社の企業価値向上に不可欠であると強く発信している」などとコメント。
