今年のノーベル平和賞に68年にわたって核兵器廃絶を訴え続けてきた日本被団協が選ばれた。核なき世界への思いと活動が評価されての受賞。受賞理由について、日本被団協と被爆者団体のたゆまぬ努力は核のタブー確率に大いに貢献した。被爆者たちの歴史を伝える証言のおかげで核兵器への反対意見が広く世界中で醸成されたことなどをあげた。日本原水爆被害者団体協議会は原爆投下から11年後の1956年に結成。被爆した人たちの全国組織。核兵器廃絶を訴えてきた。日本被団協・前代表委員・坪井直は20歳に被爆。2016年に広島を訪れた米国・オバマ元大統領と直接話すなど、核兵器廃絶に尽力したが3年前に亡くなった。日本人として、1974年の佐藤栄作元総理以来、50年ぶりとなったノーベル平和賞の受賞。