連日熱戦が繰り広げられているパリパラリンピック。大会9日目も日本勢は大活躍し、7つのメダルを獲得した。日本時間の今日午前3時半、ゴールボール日本男子チームが金メダルを獲得した。ゴールボールは1チーム3人の選手が交代でボールを投げ合い得点を競う。選手は目隠しを着けてプレーし、ボールの音だけを頼りにゴールを守り「静寂の中の格闘技」とも言われている。決勝ではウクライナ代表と対戦。前半3分に日本はキャプテン・金子和也選手のゴールで先制。その直後にはエースの宮食行次選手も続き2点をリード。しかしウクライナも負けじと食い下がり、同点で前半を終える。後半に入っても一進一退の攻防が続く。日本が3対2と1点をリードしたまま勝利かと思われたが、残り2分でウクライナが同点に追いつく。試合は先に得点を決めた方が勝利となるゴールデンゴール方式の延長戦へ。日本は佐野優人選手のゴールが決まりウクライナに勝利。日本男子初の金メダルを獲得した。