戦力外となった選手たちが新たな所属先を求めてアピールする12球団の合同トライアウトが行われた。今年は45人が参加した。参加選手で最年長は37歳の陽岱鋼。日本ハムや巨人で活躍した。投手陣では広島のリーグ3連覇に貢献した岡田明丈投手。日本ハムの柿木蓮投手は2018年に大阪桐蔭で甲子園春夏連覇。参加した選手は今後、興味を持った球団から獲得のオファーや入団テスト受験の連絡を待つことになる。24年続いてきたトライアウト。近年、この場でアピールして契約に結び付けるケースが極めて少なくなっていて、主催するNPBが来年以降の開催を見合わせたいとする考えを選手会に伝えている。日本プロ野球選手会は、新たな形でトライアウトを検討していて、来月開かれる総会でも議論することにしている。