バスケットボール男子日本代表が、東京五輪で銀メダルを獲得した開催国・フランスを相手に大激戦を繰り広げた。この試合で日本に立ちはだかったフランスの選手は、NBAプレーヤーで身長2m16cmのルディ・ゴベール。ゴベールは試合開始からおよそ2分、リバウンドからダンクシュートを決める。フランスは豪快なゴベールのダンクで日本に襲いかかるが、日本も食らいついていく。日本は第2クオーター、連続スリーポイントでフランスに追いつく。さらに、日本は後半の第3クオーター、河村のスリーポイントを皮切りに一時、リードする。しかし、フランスに追いつかれて迎えた第4クオーター、この試合2度目のアンスポーツマンライクファウルと判定された八村塁が退場。八村を欠く中でも、河村がファウルをもらいながらもスリーポイントを決め、その後のフリースローも沈めて点差を縮める。さらに、河村が自ら持ち込んでシュートを決め、日本が逆転。しかし、フランスにスリーポイントを決められ、その後のスリースローも沈められて同点に追いつかれる。勝負は、5分間のオーバータイムに持ち込まれる。フランスの猛攻撃に苦しめられる日本は、東京五輪で銀メダルの獲得したフランスを相手に4点差まで追い詰めたが、敗れた。日本の次戦の相手はブラジル。フランス94−90日本。