1月28日に起きた埼玉県八潮市の道路陥没事故の現場では、きのう午前に転落したトラックの男性運転手の救助活動を進めるためのスロープが完成した。重機を入れてのがれきの撤去作業が始められたが、消防と県によると穴内部の水位が想定外に上昇したことを受け、作業員の安全を確保するためきのう夕方から作業を中断しているという。八潮市ではきょう未明から雪や冷たい雨になる予想で、県は「二次被害の防止に努めながら対応にあたる」としている。消防などは男性の救助を急ぎたいとしているが、きょう午前9時以降に作業を再開するかどうか判断するという。