今回の参議院選挙では定数248議席のなか改選が124議席、さらに欠員の補充を合わせた125議席を争う。石破総理は非改選も含めて与党で過半数を勝敗ラインに掲げているので、50議席以上獲得すると与党で過半数で目標達成となる。最新の世論調査では「自民・公明の与党が参議院選挙で過半数の議席を維持する方が良いか」という質問に対し48%が「思わない」と答えている。石破さんは「今国会が衆議院で過半数割れしていて随分議論が濃密だった。私どもは謙虚に反省すべき点は反省しながらどうやって過半数を持ちながらもきちんと議論する国会が作れるか参議院は訴えていきながら日本の抱えている課題についてどう政策を出すかを訴えていく」、野田さんは「衆議院の与党の過半数割れが実現できたので、その結果予算とか法律の修正ができるようになった。一方で参議院はそうではない状態なので、ガソリン税の暫定税率廃止のように衆議院を通過しても参議院では採決にいたらず廃案となった。参議院においても同じように過半数割れまで追い込むことができるなら臨時国会で再度実現できなかったことを実現できるようになるという成功体験の中からより野党が連携し何ができるかという次のステップに進むことができるのではないか。」などと述べた。斉藤さんは「十数年前、我々自・公で野党になったが、野党のときも連携して与党に対し当たってきた。今回の選挙、自・公で過半数を維持できるように全力をあげて頑張りたいが、いま世界は激動のとき。早い決断が必要な場合もある。政治の安定こそ世界から信用。」、玉木さんは「誰とやるより何をするかが大事。我々は10年くらいで1000兆円のGDPを達成するような新しい成長戦略をやろうと言っている。」などと述べた。