ヘイリー元国連大使は5日の「スーパーチューズデー」でトランプ氏に完敗し、選挙戦からの撤退に追い込まれた。ヘイリー氏は6日に演説を行い、トランプ氏を祝福しつつ今後支持するかどうかは明言を避けた。そのトランプ氏はSNSで「バイデン氏は敵だ。アメリカを破壊している」などとヘイリー氏の支持者に対して今後の支援を呼びかけている。対するバイデン大統領も声明で「ヘイリー氏の支持者たちの居場所は私の選挙活動のなかにある」と自身の支持にまわるよう訴えた。ヘイリー氏の撤退でトランプ氏が共和党の候補者に指名されることが確実となり、11月の大統領選は4年前と同じくバイデン氏とトランプ氏の対決になるとみられている。