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「共和党」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「ドル安政策は救いの手か、もろ刃の剣か」。トランプ氏が直近でドル高・円安けん制のコメントを発信した。トランプ氏がもし再戦した場合、ドル安政策を導入するのではないかと言われているが、クラフトさんは「トランプ氏の発言は4月23日にドル円が155円に迫った際に自身のSNSで『ドルは対円で34年ぶりの高値をつけた。アメリカにとって大惨事だ』と投稿した。トランプ氏の主な目的は大統領選で、バイデン氏がドル高を放置したと批判もしている。トランプ氏がドル円に注目した背景には彼の経済チームのアドバイスが有り、トランプ氏が再選すれば正式なドル安政策を導入する可能性が出てきたということ。ドル安を強く推奨したのが前通商のロバート・ライトハイザー氏。彼は時期トランプ政権下で財務長官の有力候補の1人とされており、通貨政策を仕切るのが財務省なので、同氏が就任すればドル安政策の導入がより現実的になる。ドル安政策はずばり貿易赤字の解消。トランプ政権時では約6,000億ドル前後の貿易赤字だったが、バイデン政権になってからさらに拡大している。トランプ政権では貿易赤字縮小のため中国を筆頭に欧州・日本にも関税をかけたが効果が限定的だった。ライトハイザー氏としては関税だけではなく、通貨政策・税制などあわせ技でアメリカの輸出企業を補助していきたい考え。ライトハイザー氏は自身の著書で『自由貿易は現実的に存在せず、何らかの保護政策が伴う』としている。過去に2回ドル安政策を容認した事例がある。1つはレーガン政権の第2期の1985年、2回目がクリントン政権の第1期、1993年。レーガン政権の第1期はインフレ抑制のためにFRBが金融引き締めに走っており、さらにレーガン政権は財政出動している。それが重なり、ドル円は4年間で200円→260円まで上昇した。第2期に入って製造業からの批判や議会からの貿易保護主義の声が高まり、1985年9月22日にG5により過度なドル高の是正を目的とした”プラザ合意”が締結された。ライトハイザー氏は当時通商副代表だったため、プラザ合意の交渉にも当たっていた」などと話した。
レーガン第2期にはドル円相場が262円→121円と大きくドルが下落した。クリントン政権第1期は125円→95年に79円と「超円高」に触れた。クラフトさんは「為替相場というのは魔物で、大きなトレンドに拍車が掛かると非常に止めにくい。とりわけ一国で止めるのはほぼ無理。そのためレーガン政権では1987年12月にG7会合でドルの安定化に関する緊急声明を発信し、いわゆる”クリスマス合意”と言われるもので、ドル売りになんとか歯止めがかかった。クリントン政権でも同じくドル売りを止められず1995年4月にG7で『ドルの秩序ある反転が望ましい』という声明を出している。どんな政策にも功罪があるが、結論から言うと過去のドル安政策は効果より副作用のほうが大きかったというのが一般的な見解。ドル安政策の副作用は大きく3つ挙げられるが、1つは貿易保護主義の助長、2つ目に輸入物価の急上昇、3つ目が基軸通貨など国力の低下。アメリカにとっては国力が最も重要視されるため、クリントン政権の第2期以降の民主・共和党問わずすべての政権は強いドル政策を堅持してきている。トランプ政権の第1回でさえドル安政策はとらなかった。いまは円安で問題になっている日本から見ると、ドル安政策は一見ありがたい話に見えるかもしれないが、100円を切る超円高に陥るリスクも排除できない。日本が長年苦しんだ円高不況はそんなに昔ではない。その意味では戦略的な政策より、戦術的な介入の方が副作用を抑制できるより現実的な通過対応策かもしれない。正式な政策として(ドル安政策を)掲げることとなると、それを達成するためにいろんな判断が変わってくる。FRBの議長もよりハト派を選んでくるということもあるので、そういう意味では政策という大きな影響力があるものを掲げるのか、微調整なものをやっていくのか、そこが重要だと思う」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月17日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュースワールドEYES
関税の引き上げなど、米国の経済政策は世界や日本にも大きな影響を与える。バイデン氏・トランプ氏の金融・財政・通商の3つの政策を分析する。三菱UFJモルガンスタンレー証券・チーフ為替ストラテジスト・植野大作さんの解説。注目すべきは金融政策を担うFRB・パウエル議長に対する姿勢。トランプ氏が大統領に返り咲いた場合、パウエル議長は再任しないと明言している。積極的に金[…続きを読む]

2024年6月17日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニング林修のことば検定スマート
きょう6月17日は1972年にウォーターゲート事件が発覚した日。米国大統領選挙の最中に現職・リチャード・ニクソン大統領を再選させるため、共和党の関係者が民主党本部の電話を盗聴しようとした事件。民主党本部のあったビルの名前が「ウォーターゲートビル」。その後、再選を果たしたニクソン大統領だが、事件の隠蔽工作を図ったことが明らかになり、現職の大統領として米国史上初[…続きを読む]

2024年6月14日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!取材center24
米国のトランプ前大統領は共和党の上下両院議員とワシントンの議会近くで会合を開き、記者会見では大統領選挙に向けた結束を呼びかけた。会合では14日で78歳になるトランプ氏にサプライズでケーキが用意され、1期目の45代大統領と返り咲いた場合の47代大統領の数字のロウソクも飾られた。トランプ氏と距離を置いていた党幹部ら多くの議員が出席したことで、党内を掌握しているこ[…続きを読む]

2024年6月14日放送 11:55 - 13:55 日本テレビ
ヒルナンデス!(最新ニュース)
トランプ前大統領が連邦議会で共和党議員と会合を開いた。トランプ氏の議会訪問は2021年の議会襲撃事件以来初で、会合では自らの刑事裁判への不満を述べたほか、税制や人工妊娠中絶などの政策について語り党内融和を呼びかけた。また翌日誕生日を迎えるトランプ氏にバースデーケーキが用意され、トランプ氏が勤めた45代と次の47代大統領を意味するキャンドルも飾られるなど大統領[…続きを読む]

2024年6月14日放送 11:00 - 11:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
米国のトランプ前大統領は、3年前の支持者らによる連邦議会への乱入事件以降、初めて首都ワシントンの議会近くを訪れ、秋の大統領選挙に向けて上下両院の共和党議員と結束を確認した。大統領選挙に向けて、野党共和党の候補者への指名が固まっているトランプ前大統領。上下両院のそれぞれの議員団との会合に出席した。出席した議員によると、会合では大統領選挙と同じ11月5日に実施さ[…続きを読む]

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