コメンテーターの松田丈志氏、解説者の岩田夏弥氏を紹介。総理指名選挙は衆院選から30日以内に召集されるものであり来月11日の召集で最終調整される。1回目の投票で過半数を獲得する候補が出れば総理に選出され、そうでない場合も上位2人による決選投票を経て総理大臣が決定となる。自民公明両党が過半数割れを喫するのは15年ぶりのことであり決選投票にもつれる可能性も考えられる中、自民党は石破総理への投票を国民民主党などに呼びかけているが、公明・石井啓一代表は複数の政党から連立に加わるつもりはないとの発言がでていると近況を明かしている。立憲・野田代表も協力を呼びかけているが、維新・吉村代表は投票してくれたにもかかわらず立憲や自民の名を書くのは違うと言及。国民・玉木代表は決選投票も自分の名前を書くと表明している。共産は国民の要求に答える行動を取ると言及。岩田氏は自分の党の主張を言う段階にあると言及。鍵を握るのは森山裕幹事長とみられ、岩田氏は国対委員長は野党と交渉する立場であることから野党とのつながりも強いと紹介。自分の名前を書くように呼びかける一本釣り戦略は過半数まで18議席となっていることから厳しいと見られる。連立の拡大を巡っても相手の党にとっては投票者の票を踏みにじる行為となっている。過半数を取れない少数与党で法案を野党と決めていく形となることも予想されるという。