日銀が先ほど公表したあす17日の当座預金の増減見通しによると為替介入などを反映する「財政等要因」による減少額は2兆7400億円だった。為替介入がなかった場合の市場の想定とは2兆円以上のずれがあり、市場関係者は政府・日銀が先週金曜日、およそ2兆円規模の円買い・ドル売りの為替介入を行ったと推計している。先週金曜日の夜、円相場は短時間で1円以上円高に進み市場では政府・日銀が11日に続き2日連続の為替介入を行ったとの見方が出ていた。ただ市場関係者からは先週金曜日の2回目の介入については費用対効果を疑問視する声も出ている。