今年1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数が去年の同じ時期と比べて2万2000人余り減少し、統計を取り始めて以来、初めて年間70万人を下回るペースで減少していることが分かった。厚生労働省が今月5日に公表した人口動態統計によると、今年1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は、外国人を含まない外数で32万9998人だった。これは去年の同じ時期の35万2240人と比べて6.3%の減少、そして10年前の2014年と比べるとおよそ3割。14万6428人減少している。去年1年間の出生数は、厚生労働省によると去年72万7288人と、統計を取り始めて以来最も少ない数だったが、先ほどのペースでいけば今年は70万人を下回る。上半期の婚姻の件数は去年の同じ時期と比べておよそ2000件増加の24万593件だった。