月曜日にノーベル生理学・医学賞が発表され、大阪大学の坂口志文特任教授がアメリカの研究者2人とともに選ばれた。坂口さんはアレルギーやがんなどの治療や予防に期待される「制御性T細胞」を発見し、「免疫学最後の大発見」と評されている。歴史的快挙から一夜明けた火曜、共同研究者である妻・教子さんとともに会見にのぞんだ。自身の研究が認められなかった時代も常に明るく接してくれたという教子さんに、感謝を伝えた。水曜にはノーベル化学賞に京都大学の北川進副学長が選ばれた。北川さんは分子サイズの穴を無数に持つ「多孔性材料」の作製に世界で初めて成功した。多孔性材料を使えば複数のガスが混ざった中から必要なガスだけを取り出したり、貯蔵したりできる。温室効果ガスである二酸化炭素だけを取り出し保存することも可能で、地球温暖化の解決にもつながることが期待されている。ノーベル賞の授賞式は12月10日スウェーデンのストックホルムで開催される。
