労働党がまず取り組む課題には「経済対策」と「公共サービスの改善」がある。国民は生活が上向いたという自覚はなく、また公的医療サービスでは数百万人が今も治療を待っている危機的状況にある。一方、労働党はこれまで保守党からの批判や市場の混乱を避けるため、大規模な増税は公約に盛り込んでいない。課題解決のための財源が不透明なため、増税は避けられないのではとの指摘も出ている。労働党が状況を好転させることができなければ、支持離れは避けられず、政権交代早々厳しい政権運営を迫られることが予想される。
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