いすを導入した警備会社では従業員の離職率も下がっている。体の負担を抑えて働けるのはこれからの日本ではすごく重要。いま高齢になっても働き続ける方が増えている。2023年、65歳~69歳で働いている人は52%。70歳前半は34%、75歳以上でも1割以上が働いている。若い世代が減っているなかで社会や経済の機能を維持するためには高齢になっても働き続けられる社会が求められてくる。牛田正史解説委員は従来の仕事の価値観や慣習をこれからどんどん変えていかなきゃいけないと感じたと話した。小売業や警備以外にもホテルや病院の受付、工場、飲食店などでもいす導入予定。