- 出演者
- 榎並大二郎 堤礼実 今湊敬樹 渡辺広明
オープニング映像。
外国為替市場の円相場はきのう朝、一時1ドル160円台をつけたあと午後に入り1時間ほどで4円以上円高方向に進むなど荒い値動きとなった。市場では政府が円買い介入に踏み切ったのではとの観測が広がり、連休明けの東京市場は156円台での取引が続いた。こうしたなか政府・日銀がきのう5兆円規模の円買い介入を実施した可能性があることが明らかになった。日銀が公表した当座預金残高の見通しによると為替介入が反映される財政等要因はマイナス7兆5600億円だったのに対し、市場の事前予想はマイナス2兆円程度で、差額の5兆円規模で介入が実施されたとの推測が広がっている。けさ記者団の取材に応じた財務省の神田財務官は介入の有無について「申し上げることはない」と改めて言及を避けていた。
きょう発表された5月から適用される「住宅ローン10年固定の最優遇金利」について三菱UFJ銀行は4月から0.08%引き上げ、1.06%に。三井住友銀行は0.31%引き上げ1.70%に。みずほ銀行も0.1%引き上げ1.50%にそれぞれ設定した。長期金利の代表的な指標である10年ものの国債の利回りが上昇した影響で引き上げるとしている。一方で住宅ローン利用者の7割位上が利用しているとされる変動金利は3行とも据え置いた。
中国では明日から5日まで「労働節」と呼ばれる連休に入るなか、北京の空港では日本行きのカウンター前に多くの中国人旅行客の姿がみられた。中国の大手旅行会社によると今年の海外旅行先の人気1位は日本で、今月27日からあすまでの北京発東京行きの便はほぼ満席だという。中国ではこの連休の期間中、飛行機や鉄道を利用しのべ1億5000万人以上が移動すると予想されている。
消費経済アナリストの渡辺さんは「コロナ前にはインバウンド客の約3割が中国からの旅行者で占めていたが、2019年と比べると先月は65.4%となっている。日本と中国はコロナ前には滞在期間15日以内のビザ免除措置を実施していたが、現在はまだビザ制限が続いている。逆に中国から日本を旅行する場合は時間がかかり6日程度かかるとされている。今後は日本と中国の間で観光やビジネスにおける人的交流をより盛んにすることが日本経済にとっては望ましいのではと思う。多くの輸入に頼る日本にとって円安は物価高につながる一方、商品が海外に輸出する場合は有利になる。景気回復には円安のメリットをいかし経済成長をはかることが大切。インバウンド消費は輸出にカウントされる。自国に帰ったあとも日本企業が現地で展開するコンビニやスーパーを利用したり、飲食チェーンを訪れたり、日本企業の商品やサービスを継続購買してもらうチャンスにもつながる。いまインバウンド客は毎月のように過去最高を更新しているが、一方でオーバーツーリズムの対策も必要となっている。例えば海外でも普及しているライドシェアなど移動手段の多様化を全国で進めていく必要もある。翻訳サービスのデジタル化や表示を外国語対応にする必要もある。」などと述べた。
官邸に入る際、岸田総理が初めて語った敗戦の弁。自身や党執行部の責任については「課題に一つ一つ取り組み、結果を出すことで責任を果たしていかなければならない」と述べた。一方、立憲民主党の岡田幹事長は国会の会期末の6月に解散するのが総理に残されたただ一つの道だ、それを執行するのは間違いないと警戒。政治資金問題が足を引っ張ったとの岸田総理の発言には「全部執行部、総理の責任じゃないですか。なにか言い方が他人事みたいで私はおかしいなという気がする。」と述べた。また共産党の小池書記局長は「潔く身を引きべきではないか」と岸田総理に辞任を迫った。
AIを活用したサービスの研究・開発を行っているMatrixFlowは生成AIを活用したパッケージデザイン生成サービスを提供している。デザインフローは従来のデザイン開発より時間とコストが削減され、AIのアイデアを基にクリエイターが消費者の心をつかむデザインを制作できるようにサポートする。デザインフローで特に力を入れたのがAIと作り手が共存できるシステム作り。コンセプトやターゲットを入力するとそれを踏まえた画像をAIが生成する。企業のブランドや作り手の個性を尊重するため、対話式のAIを採用して細かい要求やフィードバックに柔軟に応えることができる。画像系と言語系のAIのスキルを持たせたところが大きなポイントだという。長時間労働や人材不足が指摘されるデザイン業界の助けになるように開発を決意した。商品のパッケージにフォーカスしているが、いろいろなデザインに応用できる技術だとMatrixFlow・田本さんは話した。
G7(主要7か国)の気候エネルギー環境相会合は二酸化炭素の排出削減対策が講じられていない石炭火力発電について、2035年までに段階的に廃止するとの共同声明を採択した。廃止時期に関しては「産業革命以来の気温上昇を1.5℃に抑える目標に沿った時間軸」という表現を合わせて盛り込み、石炭火力の継続に道を残した形。
あすからフランスなど3カ国を歴訪する岸田首相がフランス・マクロン大統領らに「ドラゴンボール」グッズを贈呈する予定が明らかになった。政府関係者によるとドラゴンボールは「マクロン大統領が大好きな作品」とのことで作者の鳥山明さんが亡くなった際にはサイン入りのイラストと追悼メッセージを公表している。
いわゆる核のごみの最終処分場選定をめぐり、佐賀・玄海町議会が先週「文献調査」の受け入れを求める請願を採択し町長の判断が注目されている。あす経済産業省幹部が玄海町を訪問し調査の受け入れを申し入れる見込み。玄海町・脇山町長は5月中に最終判断する考えを示している。
がん治療中のイギリス・チャールズ国王は公務を本格的に再開した。チャールズ国王は30日ロンドン市内にあるがん治療施設をカミラ王妃とともに訪れおよそ45分間にわたって医療従事者と患者らと面会した。75歳のチャールズ国王は今年2月に前立腺がんと診断されて以降市民の前に姿を見せての公務を見送っていた。
AFCU23アジアカップ準決勝の相手はイラク。パリへの道をこじ開ける先制ゴールは前半28分、細谷真大選手。前半42分には荒木遼太郎選手のゴールで追加点が生まれ、日本は8大会連続の五輪出場を決めた。日本2-0イラク。5日前の準々決勝のカタール戦では相手に退場者が出る数的有利の中、一時は逆転を許すなど苦戦を強いられた日本だったが、見違えるような試合内容に海外メディアも日本代表を高く評価している。中心となって圧倒的なパフォーマンスを発揮した、藤田譲瑠チマ選手。過去のインタビューでは大岩監督も「活動量とボールスキルが非常に高いレベルだと思うので、日本代表でも期待はしていますし、チームを引っ張っていってほしい」と話していた。前半、2本のアシストだけにとどまらず、後半33分には高いボールスキルで相手を振り切り積極的に攻撃のリズムを作るなど90分間戦い抜いた。8大会連続の五輪出場に大きく貢献したキャプテンは「オリンピック出場権獲得は自分たちにとって最低限の目標だったので、まずは達成できてうれしく思います。自分が狙っているのはアジアの頂点なので、次も勝てるようにいい準備ができればいいなと思います」と次を見据えていた。4大会ぶり2度目のアジアの頂点をかけて日本が戦う相手はウズベキスタン。試合は日本時間4日に行なわれる。
昨日、連勝が6で止まったドジャース。その試合で同点に追いつく絶好のチャンスを凡打でのがした大谷選手。3割を超える打率とは裏腹にここまでの得点圏打率は1割台。迎えた今日の試合。ランナーのいない場面での第1打席、強烈な打球がピッチャーの脇を抜けセンター前へ。2試合ぶりのヒットをマークした。続く2回、先制を許したドジャースが2点を奪い返し逆転。満塁のチャンスで打席にたった大谷選手は初球を打ちダブルプレー。今シーズン4度目の満塁の場面で4度目の凡退となった。その後チームは3点のリードを奪うと、迎えた8回。ランナー1塁2塁の場面で大谷選手はレフト前タイムリー、得点圏で結果を残しチームに追加点をもたらした。得点圏打率は依然1割台だが5試合ぶりのマルチヒットをマーク。ドジャース8-4ダイヤモンドバックス。前田健太投手の試合は悪天候のため延期、次戦は日本時間あさってにスライド、カージナルス戦。
オリックス VS ロッテ。これが5度目の対戦となった宮城大弥投手と佐々木朗希投手。ここまでは佐々木投手が2勝でリード中。オリックス・宮城投手は初回、いきなり自己最速の155kmを計測すると4回には93kmなど緩急をつけたピッチングで打者を翻弄し4回まで無失点。ロッテ・佐々木投手は4回まで毎回奪三振。両者無失点ピッチングを続ける中、5回、宮城投手がこの日初めてのフォアボールを許すと、ロッテ・荻野選手に痛い1打を浴びロッテに先制点を許した。その後は再び三振合戦。佐々木投手は7回108球、今シーズン最多の10奪三振、無失点で降板。宮城投手は8回115球、13奪三振。オリックスはチャンスをものにできず、ロッテが逃げ切り、球界トップクラスの投手戦は佐々木投手に軍配が上がった。ロッテ1-0オリックス。
ソフトバンク VS 楽天。12球団トップ、106得点のソフトバンク打線で で3番4番を打つ2人がついに。4番・山川穂高選手がリーグトップにたつ第6号を放つと、3番・柳田悠岐選手も2試合連続の1発。初めて柳田・山川のY・Y砲が炸裂。ソフトバンクは7連勝。ソフトバンク8-0楽天。
西武vs日本ハム。西武の本拠地、埼玉・所沢市出身の日本ハム・山崎福也投手、5回まで西武相手にパーフェクトピッチングをみせるなど、テンポよく凡打の山を築いた。終わってみれば試合時間2時間11分、わずか97球で7年ぶり2度目の完投勝利をあげた。日本ハム2-1西武。
広島vs阪神。阪神は2回にここまで打点0だった坂本誠志郎のタイムリーで同点。阪神は7回、満塁で得点圏打率.000のノイジーがタイムリー。阪神7-1広島。
中日vsDeNA。DeNA先発のアンダースロー・中川颯は7回途中1失点の好投でプロ初勝利。DeNA2-1中日。
巨人vsヤクルト。打率リーグトップのヤクルトのサンタナは4打数2安打の活躍。ヤクルト4-3巨人。
プロ野球の順位表を確認した。パ・リーグ首位ソフトバンクは勝率.750。セ・リーグは首位から最下位までゲーム差4.5。