AFCU23アジアカップ準決勝の相手はイラク。パリへの道をこじ開ける先制ゴールは前半28分、細谷真大選手。前半42分には荒木遼太郎選手のゴールで追加点が生まれ、日本は8大会連続の五輪出場を決めた。日本2-0イラク。5日前の準々決勝のカタール戦では相手に退場者が出る数的有利の中、一時は逆転を許すなど苦戦を強いられた日本だったが、見違えるような試合内容に海外メディアも日本代表を高く評価している。中心となって圧倒的なパフォーマンスを発揮した、藤田譲瑠チマ選手。過去のインタビューでは大岩監督も「活動量とボールスキルが非常に高いレベルだと思うので、日本代表でも期待はしていますし、チームを引っ張っていってほしい」と話していた。前半、2本のアシストだけにとどまらず、後半33分には高いボールスキルで相手を振り切り積極的に攻撃のリズムを作るなど90分間戦い抜いた。8大会連続の五輪出場に大きく貢献したキャプテンは「オリンピック出場権獲得は自分たちにとって最低限の目標だったので、まずは達成できてうれしく思います。自分が狙っているのはアジアの頂点なので、次も勝てるようにいい準備ができればいいなと思います」と次を見据えていた。4大会ぶり2度目のアジアの頂点をかけて日本が戦う相手はウズベキスタン。試合は日本時間4日に行なわれる。