ショイグ国防相は金総書記との会談でプーチン大統領からの親書について伝え、金総書記は軍事代表団の派遣に感謝を示したという。また、金総書記はショイグ国防相と北朝鮮が研究開発した新型兵器を視察した。北朝鮮メディアによると、これらの兵器は最近配備され、新型ミサイル「火星18」の他、ドローンとみられる機体が展示されている。ドローンとみられる機体には「朝鮮人民軍空軍」という文字や北朝鮮の国旗が確認できる。機体は複数の写真に写っており、北朝鮮側はアピールする狙いがあるとみられる。韓国メディアは「初公開された新型ドローン」と伝えており、「アメリカ軍のドローンに形状が似ている」などと指摘している。金総書記は視察でショイグ国防相と兵器の発展戦略を巡り意見を交わし、アメリカを念頭に「帝国主義者の強権に対抗して両国の自主権を守る」と指摘した。北朝鮮は朝鮮戦争の休戦70年のきょうを「戦勝記念日」と位置づけており、大規模な軍事パレードを行うものとみられている。