岩手県大船渡市の事例など山林火災の対策に期待される技術を持つのが福岡県のシャボン玉石けん。産官学で共同開発した消火剤「ミラクルフォーム」の最大の特徴は、消火に使う水を減らせること。せっけん由来の界面活性剤の力で燃焼物に浸透しやすくなる。これにより消火に使う水の量を通常の17分の1に減らせるという。この消火剤は、自然環境でも分解され環境への負荷も少ないため既にインドネシアの森林で泥炭火災への対策として有望視されているそう。事業を強化するためシャボン玉石けんは去年、環境防災部を立ち上げた。
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