就活中の大学生に話を聞いたところ、実際に企業から「親に連絡して」と言われたと明かした。ソフトウェアの開発をしている大阪・北区のIT企業は、去年12月に内定者と保護者への説明会を開いた。親子で一緒に仕事の説明を受けてもらい、不安をなくしてもらおうとしている。説明介護の懇親会も親子で参加。説明会を開いた企業の石井雄輔さんは、「一番身近な親が会社のことを知る。親に対してメッセージを出せることで学生が選びやすい会社になる」と話す 。企業の採用活動の支援などを行うコンサルタント会社には、保護者向けパンフレットの作成依頼が相次いでいる。IT企業などが多いという。