北朝鮮でキム・ジョンウン総書記が出席するなか、朝鮮労働党の重要政策を決める中央委員会総会が始まった。北朝鮮の国営メディアは中央委員会総会がきのう開幕し、キム総書記が今年の政策の実行状況などをめぐり報告を行ったと伝えた。このなかでキム総書記は偵察衛星の打ち上げなどを念頭に国力の向上や国家の威厳を示すことにおいて、栄光に輝く発展の道のりに大きな足跡を刻んだ名実ともに偉大な転換の年だなどと評価した。総会は数日間にわたり行われる見通しで、来年の方針も議論されるとしていることから、今後の外交戦略や核・ミサイル開発をめぐりどのような言及があるか注目される。また北朝鮮は先月打ち上げた衛星に続き、追加で数基の衛星を打ち上げる方針を示していて、この会議で正式に決定されるものと見られる。