電気料金について来月使用分が発表された。東京電力管内の平均的な家庭の場合、去年より187円安い8634円に値下がり。ほとんどの地域で値下がりする見込みだが、沖縄電力・北海道電力はひと月の料金が9000円超えとなっている。電気料金が全国一高い水準の北海道では、値下げとなる試算が示された。値下げになる理由は原発の再稼働。北海道電力では泊原発3号機を2027年、早期の再稼働を目指していて、鈴木知事も同意の方針。柏崎刈羽原発の再稼働について新潟県知事が容認を表明。柏崎刈羽原原発6号機は県議会で同意が得られれば来年1月にも再稼働が可能になる。しかし北海道電力のように電気料金の値下げとはならない。東京電力はおととしの電気料金改訂で6号機・7号機の再稼働を前提とした分が折り込み済みだとしている。
