岩間宏毅のスタジオ解説。きょう日銀が最新の統計を発表し個人の金融資産は2,121兆円で過去最高を更新した。日本のGDPの4倍近く。株価の上昇を受けて株式や投資信託の残高が大幅に増えたことが主な要因。政府は個人の資産形成を支援するため“貯蓄から投資”を掲げて個人での投資を呼びかけている。株式市場の活性化につながり成長分野へ資金が向かう可能性にも期待している。来月からは新NISAで非課税保有限度額が800万円から1,800万円になり期間も無期限に拡大。大手証券会社では投資経験のない若い世代に向けてサイトで情報を発信。株式・投資信託は値下がりのリスクを踏まえての資産運用が必要。