きのう渋谷駅近くの商業施設で首都直下型地震による帰宅困難者の受け入れを想定した訓練が行われ、建物への避難誘導の手順などが確認された。渋谷区では首都直下地震が発生した場合、最大23万人の帰宅困難者が予想されている。いつどこで起きるか分からない災害への備え。実はいま、防災用品にある変化が起きている。都内にある防災セレクトショップ「セイショッップ」では防災用品の体験や非常食の試食などができる。東日本大震災の津波災害をきっかけに考案された普段はクッションで、災害時にはライフジャケットとして使える「浮くっしょん」のような普段使いできる防災商品の需要が高まっているという。25年保存可能だというチキンカレーの缶詰はお湯だけでなく水でも調理が可能なほか、そのままでも食べることもできるという。
