今日、不動産調査会社東京カンテイが発表した東京23区の中古マンションの8月の平均価格は70平方メートル換算で1億721万円と4か月連続で1億円超。愛知県豊橋駅徒歩3分の好立地に建設中の新築物件の価格は3790万円から7780万円。長谷工アーベスト・岩田忠大主任は「契約者は東京在住のお客様で地元が東海圏」などとコメント。こうした状況に危機感をあらわにしたのが千代田区で樋口高顕区長は「投機目的のマンション取引が増えることで過度に高騰しているのではないか」などとコメント。千代田区は近年建設のマンション登記を調査、購入者の約7割が別の場所に居住。中でも日本の不動産に熱視線を送っているのが中国。専門家は、こうした現象は賃貸物件に住む人にも影響すると指摘。東京カンテイ市場調査部・高橋雅之上席主任研究員は「家賃水準もジワジワと直近にかけて上がっている」などとコメント。
