小型重機の練習場から中継。ショベルカーの先端部分でタイヤをブレイドに当てながら上手く救い上げる技術は倒壊した家屋などを撤去する際に使われている。操作をしている伊藤さんは普段は映像制作の仕事をされている方だという。災害地で重機を使ったボランティアが出来ないかとの事で公社施設に3年近く通って毎週きながら技術を高めていた。能登半島地震の後に被災地に行って重機を使いボランティア活動をしている。小布施町にある公社施設は小型重機などの免許も取れて日々の練習にも使える。広い敷地内には色んな障害物があるが実際に災害現場を想定した技術の習得が出来る。施設の特徴は通ってくる9割以上の方々が土木作業に従事されている方では無くボランティアで災害現場の役に立ちたい志を持って通っており女性の方も3割以上いる。1400人の方がココで免許を取り重機のオペレーターとして参上している。施設を作ったのは林映寿さんで近くのお寺の副住職だという。 ここでは台風19号で千曲川が氾濫し被害を受けていた。ここで資格を取った人は会員になり災害時に必要とされるスキルが検定方式になっておりレベルを上げて被災地に派遣される仕組みになっているという。