今年、大盛りあがりしたといえばワールドベースボールクラシック。大谷翔平選手をはじめダルビッシュ有選手など日本のトッププレーヤーが集結し、史上最強の侍ジャパンと呼ばれた。迎えた開幕戦、ピッチャーで出場した大谷選手は4回無失点の好投を見せ、打者としては2安打2打点の活躍でチームを勢いづけた。そして、牧選手が今大会初ホームランを打ち、初戦を勝利で飾ってその後1次ラウンドを全勝で突破した。準決勝のメキシコ戦で、先発の佐々木選手が序盤に3失点し苦しい展開になるが、7回で大谷選手のフォアボールなどでチャンスを作り、吉田選手が同点3ランホームランを放った。その後、1点を勝ち越されたが9回に大谷選手がツーベースヒットを打つと、村上選手がタイムリーツーベースを打ち、侍ジャパンは決勝進出を決めた。勢いに乗った侍ジャパンは決勝のアメリカ戦の2回、村上選手のホームランで同点に追いつく。4回には岡本選手のホームランで貴重な追加点を獲得し、8回でダルビッシュ選手が登板し逃げ切りを図る。1点リードの9回で大谷選手が登板、空振り三振を取って3大会ぶり3回目の頂点に立ち、大谷選手がMVPを獲得した。