マンゴーの産地のひとつ日南市では温暖な気候を利用して32戸の農家が栽培を行っている。このうち日南市南郷町の河野俊昭さんの農業用ハウスでは、先月中旬から完熟マンゴーの収穫が始まった。熟してネットに落ちた実をひとつひとつ丁寧にかごに入れる。ハウスを温めるために使う重油や電気などの値上がりが農家にとって大きな負担だが河野さんはこまめに温度管理を行うなど工夫を重ねて品質を保っている。日南市の完熟マンゴーの収穫は8月中旬までで合わせておよそ170トンが収穫される見込みで関東や関西を中心に出荷される。
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