厚生労働省が、薬剤師などがいないコンビニエンスストアなどの店舗でも、市販薬を買えるようにすることを検討していることが分かった。現在は薬剤師や登録販売者がいない店舗では解熱鎮痛剤のロキソニンなどの1類から3類の市販薬は原則扱えないが、薬局の薬剤師らが薬の保管状況や販売に関する意見を原則として追うことを条件に検討している。購入者が薬剤師などからリモートで薬の説明を受け、購入が認められればスマートフォンに確認証が表示され、購入できるなどの流れが想定される。厚労省は年内にも専門部会で方針をまとめる方向。