太平洋戦争で最も多くの犠牲者を出した戦いの一つ、沖縄戦の開始から80年。犠牲になった20万人の多くは日本人。その遺骨の収集と身元特定のためにボランティアたちが今も活動を続けている。沖縄戦の戦没者の遺骨のそばで育った男性は、40年以上ボランティアとして遺骨を探し、収拾を続けている。日本政府によると沖縄戦ではアメリカ軍兵士1万2000人と日本側の兵士や民間人18万8000人以上が命を落とした。沖縄戦で犠牲になった姉に会いたいと願う男性は、厚生労働省の霊安室に保管されている1万4000人の遺骨の中に姉がいるか確かめるためDNA鑑定を申請したいという。2003年以降、沖縄出身者の身元が確認されたのは6人。インド太平洋地域で緊張が高まる中、日本は防衛力を増強している。