きょう招集された臨時国会で参議院では午前10時からの本会議で常任委員長選任などが行われた。衆議院では正午からの本会議で細田議長の辞任許可されたあとに後任に自民額賀元財務相が選出される見通しで午後3時からは天皇陛下をむかえて開会式が行われる。けさ岸田首相は「経済対策などについて議論を深めることを通じて国民に対し政権がどのように変化をチャンスに変えようとしているか丁寧に説明していく」とした。立憲民主党泉代表は「政府の施策が遅いのは決定的に問題がある」などと話した。会期は12月13日までの55日間で23日に岸田首相の所信表明演説、24日から3日間格闘の代表質問となる。政府・与党は新たな経済対策の策定後、今年度補正予算案を速やかに提出、成立を目指すとしている。野党側は物価高への政府対応、内閣改造で新たに就任した閣僚資質などただす方針。岸田首相は期限付きの所得税減税の検討を与党に指示することにしていて、減税を含む負担軽減策も論戦の見通し。