新村さんは3月の訪日客数が300万人を超えたことについて「良いこと。モノ消費からコト消費に移っているというのは結構大きいと思っていて、モノ消費だと買って終わりですが、コト消費ということは経験をどんどん積んでいくことになる。かついろんなインフルエンサーが『日本良いよね』と発信し、日本に来たい人が増えている。マイクロソフトやTSMCもそうだが、日本で働きたいという人が増えてくると投資自体も増えることになる。円安のデメリットがいまはすごく強調されているが、円安により外国人が日本の労働環境の良さをもう一度再確認している可能性があるので、逆にここをなんとか掴みとらないと次厳しくなる。ある意味ここがチャンスだと思った方が良い」などと話した。仙石さんはインバウンドが増えていることについて「このペースがどこまで続くのかが焦点にはなるが、なかなか円高に進む局面は少ないと思っているので、プラスの効果はかなり出やすくなるんじゃないかと思っている。以前に比べて円安への批判的な声は少ないように感じていて、前回はコロナ禍だったので訪日外国人が少ない中での円安だったこと、今回は訪日客が多い中で円安局面を迎えているとなると、従前ほど批判的な立場は取りにくい立場になっていると思う」などとコメントした。