新たに販売された大阪・関西万博の紙チケットに関して波紋が広がっている。当初、チケットは電子チケットのみで並ぶ必要をなくす意図があった。また電車では夢洲駅しか利用できず、入場スペースが狭い。想定以上の人数があつまることを防ぐための措置だったが、電子チケット購入には専用ホームページからのID登録などの手続きがあり、そのせいか先月の時点で前売り券は目標の半分ほどだった。吉村洋文知事は赤字を懸念しわかりやすい仕組みが必要とし、電子チケットのみの販売を批判した。その結果、先月13日からコンビニなどで紙チケットを販売開始。しかし当初は予約なしで入れるはずだったが、繁忙期の入場には予約が必要となり、さらにこの繁忙期は開催期間の半分ほど。加えて紙チケットは手数料が余分にかかる。ここに関して赤字解消を懸念していたためだろうとし、最初から紙チケットの販売を行うなどしてはどうだったのかなどの意見が出た。